「通小町」山村耕花
特集 謡曲巡礼<二>
●エッセイ「花に逢う」
<大原御幸>の思い出 竹本幹夫
●公演情報のご案内
○11月のラジオ番組
○11月の演能情報 宝生月浪能・五雲能
○12月の演能情報 宝生月浪能特別会・五雲能
○11・12月の演能情報 夜能/金沢能楽会定例能/七宝会
●11月~3月の全国主要公演のご案内
●宝生インフォメーション
令和4(2022)年版 全国主要公演情報
●旧書探訪「謡曲口伝」<その七> 宝生九郎口述
●実践講座 基本からつくる「宝生の謡」第52回 ヨワ吟の節/ハネ節(五)
編・宝生編集部 監修・宝生和英
●一樹の陰
●知るも知らぬも・・・能の一席 第48回「高砂」東川光夫
●編集後記
謡の徳の一つである「行かずして名所を知る(不行知名所)」を体感していただく『謡曲巡礼』第2弾。
今回は東西の秋の曲から「殺生石」「三輪」を取り上げる。謡曲の背景にある独特な情景を、誌上にてお楽しみいただきたい。
「天鼓」山村耕花
特集 能と和歌<一> 「難波の梅」と「浅香山の井」
●エッセイ「花に逢う」
能の魅力、歌舞伎の面白さ 石橋健一郎
●旧書探訪「謡曲口伝」<その六> 宝生九郎口述
●公演情報のご案内
○9月のラジオ番組
○9月の演能情報 宝生月浪能特別会・五雲能
○10月の演能情報 宝生月浪能・五雲能
○9・10月の演能情報 夜能・秋の女流能/金沢能楽会定例能/七宝会
●9月~12月の全国主要公演のご案内
●実演講座 しっかり覚える「宝生の仕舞」第42回 清経キリ(九)
●実演講座 基本からつくる「宝生の謡」第51回 ヨワ吟の節/ハネ節(三)
●訃報 當山孝道先生の逝去を悼む
●一樹の陰
●知るも知らぬも・・・能の一席 第47回「小鍛冶」東川光夫
●編集後記
能という芸能は、古い時代から我が国で豊かに育まれてきた言葉の文化「和歌」と切っても切り離せない、深い絆を持っている。
一首の和歌の写し取ったような作品、歌人を主人公にした作品、『源氏物語』のような、多彩な和歌を取り込んだ作品もある。
これから折に触れ、能と和歌にまつわるさまざまな背景やエピソードを取り上げていく。
「歌占」山村耕花
特集 謡曲・妖怪精霊考<怪異之巻>
●宝生インフォメーション
夏休み親子教室のご案内
JAL機内で初の能楽番組を上映
●エッセイ「花に逢う」
能舞台のある宿を営む 石屋誠一
●公演情報のご案内
○7月のラジオ番組
○7月の演能情報 宝生月浪能・五雲能/金沢能楽会定例能
辰巳孝太郎百回忌・辰巳孝十七回忌追善能/香里能楽堂開館55周年記念能
●7月~11月の全国主要公演のご案内
●実践講座 基本からつくる「宝生の謡」第50回 ヨワ吟の節/ハネ節(二)
編・宝生編集部 監修・宝生和英
●実践講座 しっかり覚える「宝生の仕舞」第41回 清経キリ(八)
編・宝生編集部 監修・宝生和英
●宝生ギャラリー
2020年10月 宝生会 秋の別会能
2021年1月 宝生月浪能特別会
2021年4月 宝生月浪能特別会
●旧書探訪「謡曲口伝」<その五>
●一樹の陰
●知るも知らぬも・・・能の一席 第46回「清経」東川光夫
●編集後記
暑い夏の夜には、魑魅魍魎の蠢く怖い話で涼やかに過ごすのも一興である。
謡曲はこの世ならぬ世界とつながり、目には定かに見えない者との交流を描く作品が多く存在する。
謡曲に現れたそれぞれの怪異の者たちの声を拾い、彼らの個性を探り、その有り様を浮き彫りにしてみたい。
「山姥」山村耕花
特集 能の小道具【杖、棹、箒の類】
●公演情報のご案内
○5月のテレビ・ラジオ番組
○5月の演能情報 宝生月浪能・五雲能
○6月の演能情報 宝生月浪能・五雲能
○5・6月の演能情報 夜能/金沢能楽会定例能/七宝会
●5月~9月の全国主要公演のご案内
●旧書探訪「謡曲口伝」<その四> 宝生九郎口述
●エッセイ「花に逢う」
能との縁がつないだ出会い 今井豊茂
●実践講座 しっかり覚える「宝生の仕舞」第40回 清経キリ(七)
編・宝生編集部 監修・宝生和英
●実践講座 基本からつくる「宝生の謡」第49回 ヨワ吟の節/入りグリ節(四)・ハネ節(一)
●一樹の陰
●知るも知らぬも・・・能の一席 第45回「雲雀山」東川光夫
●編集後記
能の小道具のなかでも、よく目にするものが杖である。老人の多く登場する能の物語にとって欠かせないものだ。
棹は舟に乗る場面、箒は木陰を清めるところなどで使われる。
今回の特集では、やや長めの小道具がそれぞれの場面をどのように彩るかを見ていきたい。
「花筐」山村耕花
特集 謡曲巡礼<其の一>
●エッセイ「花に逢う」
包み、慈しむ 太田泰友
●公演情報のご案内
○3月のテレビ・ラジオ番組
○3月の演能情報 宝生月浪能特別会・五雲能
○4月の演能情報 宝生月浪能・五雲能
○3・4月の演能情報 春の女流能・夜能
●宝生インフォメーション
○3・4月の演能情報 金沢能楽会定例能/別会能/七宝会
●3月~7月の全国主要公演のご案内
●旧書探訪「謡曲口伝」<その三> 宝生九郎口述
●実践講座 しっかり覚える「宝生の仕舞」第39回 清経キリ(六)
編・宝生編集部 監修・宝生和英
●実践講座 基礎からつくる「宝生の謡」第48回 ヨワ吟の節/入りグリ節(二)
編・宝生編集部 監修・宝生和英
●一樹の陰
●知るも知らぬも・・・能の一席 第44回「三山」東川光夫
●編集後記
「行かずして名所を知る(不行知名所)」といった言葉で現れるように、謡を修めれば、
その場に行かなくとも心にその情景を思い描けるのだ、ということを示している。
コロナ禍で各地の往来がためらわれる今、不定期シリーズとして、謡曲に現れる名所を数曲ずつ取り上げ、
心で旅する名所への足掛かりをお届けしていく。
「巻絹」山村耕花
2021年 宝生和英宗家からのメッセージ
2021年 新春特別寄稿
コロナ禍の危機を乗り越え、芸術活動を進めていくために 大和滋
●旧書探訪「謡曲口伝」<その二> 宝生九郎口述
●宝生インフォメーション
干支の年に思う ~丑年能楽師の決意と思い~
●公演情報のご案内
○1月のテレビ・ラジオ番組
○1月の演能情報 宝生月浪能特別会・五雲能
○2月の演能情報 宝生月浪能・五雲能
○1・2月の演能情報 夜能/金沢能楽会定例能/名古屋宝生会定式能65周年記念能/九州宝生会初春能
辰巳孝太郎百回忌・辰巳孝十七回忌追善能/香里能楽堂開館55周年記念公演
●1月~4月の全国主要公演のご案内
●エッセイ「花に逢う」
足袋作りの道を歩む 石井芳和
●実践講座 しっかり覚える「宝生の仕舞」第38回 清経キリ(五)
編・宝生編集部 監修・宝生和英
●実践講座 基本からつくる「宝生の謡」第47回 ヨワ吟の節/入りグリ節(一)
経・宝生編集部 監修・宝生和英
●一樹の陰
●知るも知らぬも・・・能の一席 第43回「烏帽子折」東川光夫
●編集後記
新型コロナウイルスの拡大と、緊急事態宣言による芸術分野への影響について、そして今後の芸術活動をどのように支えていくか
社団法人日本芸能実演家団体協議会(芸団協)の大和滋氏による寄稿を掲載。
「葛城」山村耕花
特集 コロナ禍を生き抜く能楽・宝生流
●旧書探訪「謡曲口伝」<その一> 宝生九郎口述
●エッセイ「花に逢う」
看取りの現場から 橋口さおり
●公演情報のご案内
○11月のラジオ番組
○11月の演能情報 宝生会月並能・五雲会
○12月の演能情報 宝生会月並能・五雲会
○11月の演能情報 夜能
○11・12月の演能情報 金沢能楽会定例能
○11月の演能情報 名古屋定例能/七宝会普及公演
●11月~2月の全国主要公演のご案内
●宝生インフォメーション
宝生会主催公演が変わります
宝生アンバサダー/サポーター制度が発足しました
●実践講座 基礎からつくる「宝生の謡」第46回 ヨワ吟の節/クリ節(十)
編・宝生編集部 監修・宝生和英
●実践講座 しっかり覚える「宝生の仕舞」第37回 清経キリ(四)
編・宝生編集部 監修・宝生和英
●一樹の陰
●知るも知らぬも・・・能の一席 第42回「蟻通」東川光夫
●編集後記
本年、世界に拡散した新型コロナウイルス感染症により、能楽界も多大な影響を受けてきた。
宝生会では、感染症対策を徹底し安心して能楽を楽しんでいただける環境づくりを進め、
定期公演の開催、映像配信にも力を入れサービス拡充を図っている。
コロナ禍を乗り越え、能楽の火を灯し続けていくための取り組みに焦点を当てて紹介していく。
「三井寺」山村耕花
特集 能の小道具【刀剣類】
●公演情報のご案内
○9月のラジオ出演
○10月の演能情報 宝生会秋の別会能
○9月の演能情報 宝生会月並能・五雲会
○10月の演能情報 宝生会月並能・五雲会
○9月の演能情報 夜能特別公演
●宝生インフォメーション
○9・10月の演能情報 金沢能楽会定例能
○9月の演能情報 七宝会定期公演
●9月~12月の全国主要公演のご案内
●実践講座 しっかり覚える「宝生の仕舞」第36回 清経キリ(三)
編・宝生編集部 監修・宝生和英
●実践講座 基礎からつくる「宝生の謡」第45回 ヨワ吟の節/クリ節(九)
編・宝生編集部 監修・宝生和英
●エッセイ「花に逢う」
新しい時代・これからの100年へ 望月真也氏
●一樹の陰
●知るも知らぬも・・・能の一席 第41回「殺生石」東川光夫
●編集後記
能では、シテやツレなどが携える様々な小道具がある。
現代人にとってなじみの薄い刀剣類だが、能の舞台上では多くの場面で目に触れる。
能舞台で演者と共に輝きを現し、あるいは目立たないところでアクセントになる、刀剣類の多彩な姿を紹介する。
「放下増」山村耕花
特集 謡曲・妖怪精霊考 花木精霊之巻
●公演情報のご案内
○7月のラジオ番組
○7月の演能情報 文月能・五雲会
○8月の演能情報 夜能特別公演
○7・8月の演能情報 4月延期公演 月並能・五雲会/2月延期公演 夜能「夜楽の調べ」/金沢能楽会定例能
●7月~12月の全国主要公演のご案内
●実践講座 基礎からつくる「宝生の謡」第44回 ヨワ吟の節/クリ節(八)
編・宝生編集部 監修・宝生和英
●実践講座 しっかり覚える「宝生の仕舞」第35回 清経キリ(二)
編・宝生編集部 監修・宝生和英
●エッセイ「花に逢う」
いいね!源氏供養 松村栄子
●宝生ギャラリー「2020年・春の別会能」
●宝生インフォメーション
感染防止策の徹底と公演配信の拡大
令和2年「宝生流夏休み親子教室」を開講
●一樹の陰
●知るも知らぬも・・・能の一席 第40回「鳥追」東川光夫
●編集後記
妖怪や精霊の現れる能の中でも、とりわけしっとりとした美しさを特徴とするのが、主に三番目物で花木の精霊たちが舞う曲である。
夢幻的な情景を、詩情をたたえた謡や所作で描かれる反面、根底にはある種の宗教的な考えを含む宗教劇でもある。
観て聴いて、謡って踊ってと楽しむほどに、より味わいも深まる曲たちの背景と魅力を掘り下げていく。
「頼政」山村耕花
特集 修羅能の世界<其の二>
●公演情報のご案内
○5月のラジオ番組
○5月の演能情報 宝生会月並能・五雲会
○6月の演能情報 宝生会月並能・五雲会
○5・6月の演能情報 夜能「夜楽の調べ」/名古屋宝生会定式能/金沢能楽会別会能
●5月~9月の全国主要公演のご案内
●宝生インフォメーション
新型コロナウイルス感染拡大による宝生会主催定期公演の延期について
「能楽に関するアンケート」ご協力のお願い
●実践講座 基礎からつくる「宝生の謡」第43回 ヨワ吟の節/クリ節(七)
編・宝生編集部 監修・宝生和英
●実践講座 しっかり覚える「宝生の仕舞」第34回 清経キリ(一)
編・宝生編集部 監修・宝生和英
●エッセイ「花に逢う」
能と現代劇 蓮見正幸
●一樹の陰
●知るも知らぬも・・・能の一席 第39回「邯鄲」東川光夫
●編集後記
修羅能の世界を探る特集の2回目である。
今回は個々の修羅能の曲に、様々な角度から光を当てて陰影を描き出す試みをお届けすると共に、
実際の舞台で見られる修羅能の意匠にも目を向けていく。
「熊野」山村耕花
特集 修羅能の世界<其の一>
●エッセイ「花に逢う」
能とのご縁に恵まれて 船橋裕一郎
●公演情報のご案内
○3月のテレビ・ラジオ番組
○3月の演能情報 宝生会春の別会能/宝生会月並能・五雲会
○4月の演能情報 宝生会月並能・五雲会
○3・4月の演能情報 夜能「夜語りの会」・女流能/第2回七宝会公演/金沢能楽会定例能・別会能
●3月~6月の全国主要公演のご案内
●実践講座 しっかり覚える「宝生の仕舞」第33回 田村クセ(七)
編・宝生編集部 監修・宝生和英
●実践講座 基礎からつくる「宝生の謡」第42回 ヨワ吟の節/クリ節(六)
編・宝生編集部 監修・宝生和英
●宝生ギャラリー「2019年 秋の別会能」
●一樹の陰
●知るも知らぬも・・・能の一席 第38回「百万」東川光夫
●編集後記
能には、修羅物・二番目物・修羅能と称されるジャンルの曲がある。ほとんどが平安時代の源平の戦いを題材にし、武士の生き様を描いたものである。
今号より2回にわたり、修羅能の背景や特徴、曲の内容などを紐解きながら、その魅力に迫りたい。
「老松」山村耕花
特集 2020年・新春特別対談
文京区の宝生流 成澤廣修×宝生和英宗家
●宝生インフォメーション
干支の年に思う ~子年能楽師の決意と思い~
●公演情報のご案内
○1月のテレビ・ラジオ番組
○1月の演能情報 宝生会月並能・五雲会
○2月の演能情報 宝生会月並能・五雲会・立春能
○1・2月の演能情報 夜能「夜楽の調べ」/金沢能楽会定例能
名古屋宝生会定式能/七宝会公演/九州宝生会初春能
●1月~3月の全国主要公演のご案内
●エッセイ「花に逢う」
私流、面からはじまる能の楽しみ方 ~能<翁>の舞台から~ 田崎未知
●実践講座 しっかり覚える「宝生の仕舞」第32回 田村クセ(六)
編・宝生編集部 監修・宝生和英
●実践講座 基本からつくる「宝生の謡」第41回 ヨワ吟の節/クリ節(五)
編・宝生編集部 監修・宝生和英
●一樹の陰
●知るも知らぬも・・・能の一席 第37回「錦戸」東川光夫
●編集後記
2020年の新たな年を迎えるにあたり、文京区の成澤廣修区長と宗家宝生和英の対談を実現。
これまでの文京区での教育・文化活動を踏まえ、地域社会へどのように貢献していくか、区行政とどのように連携していくかなどについて語っていただいた。
横浜能楽堂(神奈川県横浜市)
特集 囃子の話「大鼓」編
●エッセイ「花に逢う」
現代作曲家が魅せられた日本のオペラ!?”能” 高畠亜生
●公演情報のご案内
○11月のラジオ番組
○11月の演能情報 宝生会月並能・五雲会
○12月の演能情報 宝生会月並能・五雲会
○11・12月の演能情報 夜能「夜楽の調べ」/名古屋宝生会定式能/金沢能楽会定期能/七宝会普及公演
●11月~2月の全国主要公演のご案内
●宝生インフォメーション
令和2(2020)年版 全国主要公演情報
●実践講座 しっかり覚える「宝生の仕舞」第31回 田村クセ(五)
編・宝生編集部 監修・宝生和英
●実践講座 基本からつくる「宝生の謡」第40回 ヨワ吟の節/クリ節(四)
編・宝生編集部 監修・宝生和英
●一樹の陰
●知るも知らぬも・・・能の一席 第36回「頼政」東川光夫
●編集後記
囃子方をリードする役割と言われる大鼓は、きわめて高い打点を生み出す、個性あふれる楽器である。
大鼓の特徴などを紐解きながら、大鼓方葛野流・亀井広忠先生に、演者の思いを語っていただいた。
富山能楽堂(富山市)
特集 金沢能楽会座談会 地域とともに歩みを重ねて
● 宝生インフォメーション
〔金沢市・文京区友好交流都市協定締結式(於:宝生能楽堂)/アブダビ(UAE)公演・イタリア三都市公演ツアー〕
● 公演情報のご案内
○ 9月のラジオ番組
○ 10月の演能情報 宝生会 秋の別会能
○ 9月の演能情報 宝生会 月並能・五雲会
○ 10月の演能情報 宝生会 月並能・五雲会
○ 9・10月の演能情報 夜能特別公演「夜語りの会」
○ 9・10月の演能情報 七宝会公演/金沢能楽会定例能
● 9月〜12月の全国主要公演のご案内
● 実践講座 基本からつくる「宝生の謡」第39回 ヨワ吟の節/クリ節(三)
編・宝生編集部 監修・宝生和英
● 実践講座 しっかり覚える「宝生の仕舞」 第30回 田村クセ(四)
編・宝生編集部 監修・宝生和英
●エッセイ「花に逢う」 「解説」の領分 日置貴之
● 一樹の陰
● 知るも知らぬも・・・能の一席 第35回「自然居士」 東川光夫
● 編集後記
金沢を中心とする旧・加賀藩と、それに連なる北陸地方は、宝生流の盛んな土地柄である。「加賀宝生」として親しまれる金沢ならではの能の世界は、地元能楽師の努力はもとより、先人たちの積み重ねてきた礎、地域住民の支えがあって、形成されてきたものであろう。
このたび、金沢能楽会のシテ方宝生流能楽師による座談会を開催し、地域に根づいた宝生流の姿と、これから進む道について語っていただいた。
ハピリンホール能舞台(福井市)
特集 謡曲・妖怪精霊考 中国神仙・怪異之巻
● エッセイ「花に逢う」 能を見る、能を聴くということ 羽田 昶
● 公演情報のご案内
○ 7月のラジオ番組
○ 7月の演能情報 文月能・五雲会
○ 7月の演能情報 金沢能楽会定例能/九州宝生会 七夕能
● 7月~10月の全国主要公演のご案内
● 宝生インフォメーション「夏休み親子教室(宝生能楽堂)/夏休み親子仕舞教室(山形県酒田市)のご案内」
● 実践講座 基本からつくる「宝生の謡」 第38回 ヨワ吟の節/クリ節(二)
編・宝生編集部 監修・宝生和英
● 実践講座 しっかり覚える「宝生の仕舞」 第29回 田村クセ(三)
編・宝生編集部 監修・宝生和英
● 宝生ギャラリー「二〇一九年 宝生会 春の別会能」
● 一樹の陰
● 知るも知らぬも・・・ 能の一席 第34回「江口」 東川光夫
● 編集後記
中国を舞台とする唐物の謡曲群のなかに、中国ならではの神仙や精霊、怪異たちが登場するものがある。異国風に彩られた独特の世界を展開する、それら異界のものたちに焦点をあて、由来、振る舞い、性格などを探っていく。