「鵜飼」内百番能楽図集 乾(画・玉手眉山)
特集 謡曲巡礼〈五〉
●宝生ギャラリー2024年1月宝生会特別公演
●公演情報のご案内
○5月のラジオ番組
○5月の演能情報 宝生会定期公演
○6月の演能情報 宝生会定期公演/夜能~宝生能楽堂四十五周年特別公演
○5・6月の演能情報 金沢能楽会定例能/七宝会 第三回公演
●5月~10月の全国主要公演のご案内
●エッセイ「花に逢う」
駿府城と謡 中根千絵
●旧書探訪「謡曲口伝」〈その十八〉
●実践講座 基本からつくる「宝生の謡」第67回
編・宝生編集部
●一樹の陰
●知るも知らぬも… 能の一席 第63回「雲林院」東川光夫
●編集後記
今回は、辰年にちなんで龍神と龍女の登場する「春日龍神」「海人」を取り上げる。
物語のテーマもさることながら、「藤原氏」がキーワードとなるところでも共通点が。
それぞれの土地の持つ風情を追い、背景を訪ねてみよう。
「熊野」内百番能楽図集 乾(画・玉手眉山)
特集 能と神代のものがたり「玉井」考
●ご存知ですか⁉能楽もの知り百科
●楽屋通信《Vol.12》
●公演情報のご案内
○3月のラジオ番組
○4月の演能情報 宝生会特別公演
○3月の演能情報 宝生会定期公演
○3・4月の演能情報 金沢能楽会定例能・別会能
名古屋宝生会「桃華能」/七宝会第二回公演
●3月~8月の全国主要公演のご案内
●宝生ギャラリー 2023年12月 宝生月浪能特別会
●エッセイ「花に逢う」
黒川能と私 蛸井伊右ェ門
●実践講座 基本からつくる「宝生の謡」第66回
編・宝生編集部
●一樹の陰
●知るも知らぬも… 能の一席 第62回「西行桜」東川光夫
●編集後記
新シリーズ「能と神代のものがたり」では、
古事記や日本書紀などに描かれる日本神話を題材に能に焦点を当て、
能が久しく伝えてきたものは何か、尋ねていく。
第一回は、宝生流で復曲した「玉井」を取り上げる。
「高砂」内百番能楽図集 乾(画・玉手眉山)
2024年 宝生和英宗家 ごあいさつ
●宝生和英宗家インタビュー
「能楽が社会にどう貢献できるか」を求めて
●特集 能の小道具【仏具・神具類】
●旧書探訪「謡曲口伝」〈その十七〉
●宝生インフォメーション 干支の年に思う(辰年能楽師たちの決意)
●公演情報のご案内
○1月のテレビ・ラジオ番組
○1月の演能情報 宝生会特別公演・定期公演
○2月の演能情報 宝生会定期公演
○1・2月の演能情報 金沢能楽会定例能/七宝会 第一回公演
●1月~6月の全国主要公演のご案内
●エッセイ「花に逢う」
扇は一日にしてならず 福井芳宏
●宝生ギャラリー 2023年9月 宝生月浪能特別会
●実践講座 基本からつくる「宝生の謡」第65回
編・宝生編集部 監修・宝生和英
●楽屋通信《Vol.11》
●一樹の陰
●知るも知らぬも… 能の一席 第61回「千手」東川光夫
●編集後記
能の一つの側面として、仏教や新道と深く結びついていることが挙げられる。
神事や法事を描いた場面に遭遇することも多く、そこには仏具・神具が欠かせない。
今回は、それらの小道具に焦点を当て紹介していく。
「善知鳥」山村耕花
特集 謡曲地獄めぐり 第四回(最終回)「檜垣」「求塚」「船橋」
●エッセイ「花に逢う」
オタクの心と専門知で能を楽しむ 江口啓子
●公演情報のご案内
○11月のテレビ・ラジオ番組
○11月の演能情報 宝生月浪能・五雲能
○12月の演能情報 宝生月浪能特別会・五雲能
○11・12月の演能情報 夜能/金沢能楽会定例能
七宝会 橘実公演~雪の能~
●11月~4月の全国主要公演のご案内
●宝生インフォメーション
令和六年版全国主要公演情報
●実践講座 基本からつくる「宝生の謡」ヨワ吟の節/ヒキ節(十二)
編・宝生編集部 監修・宝生和英
●一樹の陰
●楽屋通信《Vol.10》
●知るも知らぬも… 能の一席 第60回「姨捨」東川光夫
●編集後記
本特集では、地獄絵を手掛かりに能を通して描かれる地獄の情景を訪ねてきた。
最終回となる今号では、この世とあの世を隔てる川、そこに渡される橋を描写した謡曲に焦点を当て、
そのイメージの源流を探っていく。
「道成寺」山村耕花
特集 謡曲巡礼〈四〉
●楽屋通信《Vol.9》
●公演情報のご案内
○9月のラジオ番組
○9月の演能情報 宝生月浪能特別会・五雲能
○10月の演能情報 宝生月浪能・五雲能
○9・10月の演能情報 夜能・秋の女流能/金沢能楽会定例能
七宝会 初雁公演~叶わぬ恋~
●9~2月の全国主要公演のご案内
●エッセイ「花に逢う」
能の舞台を学校へ 小池将直
●実践講座 基本からつくる「宝生の謡」第63回 ヨワ吟の節/ヒキ節(十一)
編・宝生編集部 監修・宝生和英
●旧書探訪「謡曲口伝」〈その十六〉 宝生九郎口述
●一樹の陰
●知るも知らぬも… 能の一席 第59回「大会」東川光夫
●編集後記
今回の謡曲巡礼では、秋を彩る紅葉が主題の二曲「紅葉狩」「六浦」を取り上げる。
同じ紅葉でありながら、山奥と海、色づく紅葉と青葉の楓。
土地柄や葉色、曲の趣も異なるふたつの物語。
曲にまつわる背景を探り、それぞれの秋の情景を訪ねよう。
「忠度」田村耕花
特集 能と和歌<三>「花の主」
●宝生ギャラリー「2023年4月 宝生月浪能特別会」
●公演情報のご案内
○7月のテレビ・ラジオ番組
○7月の演能情報 夏の女流能・夜能/金沢能楽会定例能/九州宝生会定期 七夕能
●7月~12月の全国主要公演のご案内
●宝生インフォメーション
●エッセイ「花に逢う」
お能をプロデュース 紀井規子
●実践講座 基本からつくる「宝生の謡」第62回 ヨワ吟の節/ヒキ節(十)
編・宝生編集部 監修・宝生和英
●旧書探訪「謡曲口伝」<その十五> 宝生九郎口述
●一樹の陰
●知るも知らぬも・・・能の一席 第58回「半蔀」東川光夫
●編集後記
能と和歌には深い絆がある。
歌人が主人公の能は多々あるが、今回は歌人であり武人でもあった平忠度が主役となる能を見ていきたい。
武者として勇名を馳せながら、平家物語などからも読み取れる歌人という生き方に強いこだわりを持つ忠度。
その思いに焦点を当て、彼の優れた歌を謡曲の音楽に取り込んだ二曲「忠度」「俊成忠度」に能と和歌との縁を訪ねよう。
「田村」山村耕花
特集 囃子の話「小鼓」編
●宝生ギャラリー「2023年1月 宝生月浪能特別会」
●楽屋通信《Vol.8》
●公演情報のご案内
○5月のテレビ・ラジオ番組
○5月の演能情報 宝生月浪能・五雲能
○6月の演能情報 五雲能・夜能
○5・6月の演能情報 金沢能楽会定例会/名古屋宝生会「蛍火能」
●5月~10月の全国主要公演のご案内
●エッセイ「花に逢う」
私のお能との関わり 波津彬子
●旧書探訪「謡曲口伝」〈その十四〉
●実践講座 基本からつくる「宝生の謡」第61回 ヨワ吟の節/ヒキ節(九)
編・宝生編集部 監修・宝生和英
●一樹の陰
●知るも知らぬも・・・能の一席 第57回「小袖曽我」東川光夫
●編集後記
シリーズでお届けしてきた「囃子の話」。個別楽器編の締めくくりとして、今回は小鼓を取り上げる。
胴を挟む紐に掛かる力を瞬時に操り、多彩で繊細な音色を作り出す小鼓。
能の独特なリズムと音を刻み分ける小鼓の特徴を、小鼓方観世流・観世新九郎師の談話を軸に紐解いていく。
「弱法師」山村耕花
特集 謡曲地獄めぐり 第三回「阿漕」「鵜飼」「善知鳥」
●公演情報のご案内
○3月のテレビ・ラジオ番組
○3月の演能情報 宝生月浪能・五雲能
○4月の演能情報 宝生月浪能特別会・五雲能
○3・4月の演能情報 春の女流能/金沢能楽会定例能・別会能
七宝会 山苗公演~春の水辺~/名古屋宝生会「桃華能」
●3月~8月の全国主要公演のご案内
●エッセイ「花に逢う」
籠屋の歩みと能楽の作り物 田中茂樹
●楽屋通信《Vol.7》
●宝生ギャラリー「2022年12月 宝生会月浪能特別会」
●実践講座 基本からつくる「宝生の謡」第60回 ヨワ吟の節/ヒキ節(八)
編・宝生編集部 監修・宝生和英
●一樹の陰
●知るも知らぬも・・・能の一席 第56回「求塚」東川光夫
●編集後記
人間の食べ物や生活道具を確保するために必要な狩猟や漁労は
「生き物を殺生する行為」とされ、仏教の教えをベースに、
賤しく罪深く地獄に至る道につながっているとされてきた。
殺生の罪がもたらす地獄に焦点を当てた三曲の謡を、鷹巣純教授の解説により描き出す。
「東北」山村耕花
特集 能の小道具【楽器類】
●2023年 宝生和英宗家 ごあいさつ
インタビュー 見えないところに力を注ぐ
●旧書探訪「謡曲口伝」<その十三> 宝生九郎口述
●宝生インフォメーション
干支の年に思う 卯年能楽師たちの決意
令和5(2023)年版 全国主要公演情報(追加)
●公演情報のご案内
○1月のテレビ・ラジオ番組
○1月の演能情報 宝生月浪能特別会・五雲能
○2月の演能情報 宝生月浪能・五雲能
○1・2月の演能情報 夜能/金沢能楽定例能/七宝会
●1月~6月の全国主要公演のご案内
●エッセイ「花に逢う」
能楽の地域性を追求する 朝原広基
●宝生ギャラリー「2022年9月 宝生月浪能特別会」
●楽屋通信《Vol.6》
●実践講座 基礎からつくる「宝生の謡」第59回 ヨワ吟の節/ヒキ節(七)
編・宝生編集部 監修・宝生和英
●一樹の陰
●知るも知らぬも・・・能の一席 第55回「竹生島」東川光夫
●編集後記
能の楽器と言えば、大小の鼓と笛、そして太鼓から成る「お囃子」が第一に思い浮かぶ。
このような能の音楽部分を担当するものとは別に、小道具として楽器を使う曲もある。
今回の特集では、楽器類の小道具に焦点を当て、その種類や使われ方を見ていく。
「黒塚」山村耕花
特集 謡曲地獄めぐり 第二回「野守」
●公演情報のご案内
○11月のテレビ・ラジオ番組
○11月の演能情報 宝生月浪能・五雲能
○12月の演能情報 宝生月浪能特別会・五雲能
○11・12月の演能情報 夜能/金沢能楽会定例会/七宝会普及公演
●11月~3月の全国主要公演のご案内
●楽屋通信《Vol.5》
●訃報 小倉敏克先生の逝去を悼む
●エッセイ「花に逢う」
現代が能を求めている 九龍ジョー
●宝生インフォメーション
令和五年版 全国主要公演情報
●実践講座 基本からつくる「宝生の謡」第58回 ヨワ吟の節/ヒキ節(六)
編・宝生編集部 監修・宝生和英
●一樹の陰
●知るも知らぬも・・・能の一席 第54回「枕慈童」東川光夫
●編集後記
地獄と言えば、閻魔大王を想起する人も多いだろう。亡者たちの生前の罪科を判定するのに使われたのが「浄瑠璃の鏡」。
浄瑠璃の鏡とゆかりの深い謡曲「野守」の謎解きのような物語を、鷹巣純教授に紐解いていただく。
「遊行柳」山村耕花
特集 謡曲巡礼<三>
●楽屋通信《Vol.4》
●公演情報のご案内
○9月のテレビ・ラジオ番組
○9月の演能情報 宝生月浪能特別会・五雲能
○10月の演能情報 宝生月浪能・五雲能
○9・10月の演能情報 夜能・秋の女流能/金沢能楽会定例能/七宝会
●9月~1月の全国主要公演のご案内
●エッセイ「花に逢う」
能楽資料センター公開講座 配信奮闘記 三浦裕子
●宝生インフォメーション
宝生会春日教室のご案内
●実践講座 基礎からつくる「宝生の謡」第57回 ヨワ吟の節/ヒキ節(五)
編・宝生編集部 監修・宝生和英
●旧書探訪「謡曲口伝」<その十二> 宝生九郎口述
●一樹の陰
●知るも知らぬも・・・能の一席 第53回「敦盛」東川光夫
●編集後記
謡曲の舞台となった土地を誌上で訪ねる「謡曲巡礼」第3弾。
京都の情景描写も魅力的な「蝉丸」、旅情に満ちた「遊行柳」を取り上げる。
ウィズコロナ時代、実際の旅を楽しむ足掛かりにしていただければ幸いである。
「藤戸」山村耕花
特集 能と和歌<二>「かきつばたの五文字」と「人待つ女」
●宝生インフォメーション
夏休み親子教室のご案内
●宝生ギャラリー「2022年4月 宝生月浪能特別会」
●公演情報のご案内
○7月のテレビ・ラジオ番組
○7月の演能情報 夏の女流能・夜能/金沢能楽会定例能/九州宝生会七夕能
●7月~12月の全国主要公演のご案内
●エッセイ「花に逢う」
「ほんまもん」を作り続けて 佐々木洋次
●実践講座 基礎からつくる「宝生の謡」第56回 ヨワ吟の節/ヒキ節(四)
編・宝生編集部 監修・宝生和英
●旧書探訪「謡曲口伝」<その十一> 宝生九郎口述
●楽屋通信《Vol.3》
●訃報 髙橋章先生の逝去を悼む
●一樹の陰
●知るも知らぬも・・・能の一席 第52回「松風」東川光夫
●編集後記
能には、昔から詠まれてきた多くの和歌が取り入れられ、1曲のテーマや重要なアクセントとなる。
能から和歌へ続く道のいくつかは、中世から育まれてきた日本の物語文学につながっている。
第二弾では、その一つである『伊勢物語』へ続く道をたずねてみよう。
「草紙洗」山村耕花
特集 謡曲地獄めぐり「歌占」と「女郎花」
●公演情報のご案内
○5月のテレビ・ラジオ番組
○5月の演能情報 宝生月浪能・五雲能
○5・6月の演能情報 五雲能・夜能/金沢能楽会定例能/名古屋宝生会「蛍火能」
●5月~10月の全国主要公演のご案内
●旧書探訪「謡曲口伝」<その十> 宝生九郎口述
●楽屋通信《Vol.2》
●エッセイ「花に逢う」
道成寺に立つ能の神様 小野俊成
●実践講座 基本からつくる「宝生の謡」第55回 ヨワ吟の節/ヒキ節(二)
編・宝生編集部 監修・宝生和英
●一樹の陰
●知るも知らぬも・・・能の一席 第51回「綾鼓」東川光夫
●編集後記
謡曲には、地獄を生々しく描写するものがある。
獄絵を研究する愛知教育大学の鷹巣純教授と共に、謡曲に描かれた地獄をめぐり、その原風景を探っていく。
今回は「歌占」と「女郎花」に描かれた地獄を訪ねよう。
「俊寛」山村耕花
特集 流人の能
●エッセイ「花に逢う」
庭と能のはざまで 原瑠璃彦
●公演情報のご案内
○3月のラジオ番組
○3月の演能情報 宝生月浪能・五雲能
○4月の演能情報 宝生月浪能特別会・五雲能
○3・4月の演能情報 春の女流能/夜能/金沢能楽会定例能・別会能/七宝会
●宝生インフォメーション
2022年 謡初を開催
●3月~8月の全国主要公演のご案内
●旧書探訪「謡曲口伝」<その九> 宝生九郎口述
●楽屋通信《Vol.1》
●宝生ギャラリー「2022年1月 宝生月浪能特別会」
●実践講座 基本からつくる「宝生の謡」第54回 ヨワ吟の節/ヒキ節(二)
編・宝生編集部 監修・宝生和英
●一樹の陰
●知るも知らぬも・・・能の一席 第50回「羽衣」東川光夫
●編集後記
罪人を辺境や離島などに送る流刑、流罪は、死罪の次に重い刑罰として古くから行われてきた。
「生きながらの社会的な死」ともいえる状況を、能の世界でどのように描き出したのか。
それぞれの流刑の背景を探りつつ、「流人の能」の持つ独特の曲趣に迫る。
「自然居士」山村耕花
2022年 宝生和英宗家ごあいさつ
宝生和英宗家インタビュー
能楽ファン、宝生ファンを広げ、ともに歩む
特集 神々の寿ぐ能
●旧書探訪「謡曲口伝」<その八> 宝生九郎口述
●公演情報のご案内
○1月のテレビ・ラジオ番組
○1月の演能情報 宝生月浪能特別会・五雲能
○2月の演能情報 宝生月浪能・五雲能
○1・2月の演能情報 夜能/金沢能楽会定例能/名古屋宝生会/七宝会
●1月~4月の全国主要公演のご案内
●宝生インフォメーション
干支の年に思う ~寅年能楽師たちの決意~
●エッセイ「花に逢う」
最北の能舞台 中村雅之
●宝生ギャラリー「2021年 宝生会 秋の別会能」
●実践講座 基本からつくる「宝生の謡」第53回 ヨワ吟の節/ハネ節(六)・ヒキ節(一)
編・宝生編集部 監修・宝生和英
●一樹の陰
●知るも知らぬも・・・能の一席 第49回「野守」東川光夫
●編集後記
各流儀ではお正月の習わしとして、天下泰平や五穀豊穣を祈念する催事「翁」を上演する。
能の源流にあり、「能にして能にあらず」と言われる別格の曲であるが、
多くの場合、翁に続いて祝言の曲である脇能が演じられる。
今回は、脇能の中でも後シテの若い男神が颯爽と神舞を舞う曲を取り上げ、物語の作りや背景を探る。